星降る街、下松(くだまつ)の由来

2019年1月18日

下松は昔、青柳浦(あおやぎうら)と呼ばれていました。 下松と呼ばれるようになったいわれを語る伝説があります。

推古天皇(女帝)の3年(595年)9月18日、青柳浦の老松に大きな星が 降りかかり七日七夜の間、目もくらむばかりに光り輝きました。 その時、占いをする人に神かがりしてお告げがあり

「われは北辰(ほくしん)の精である。今より3年の後、異国の太子が来朝される。  その守護の為、ここに天降ったのである。」

北辰の精が松の木に降ったというので、それまでの青柳浦を「降松」と改め その後、今の「下松」と書くようになったといわれています。 又、下松の地名については百済津(くだらつ)から転訛したという説も有力です。 (下松駅北口に金輪神社に「かなえの松」が、あります)

金輪神社のかなえの松